Tailor's blog (旧)
お手入れ教室2023。
いつもご利用ありがとうございます、
ドッグサロンテイラーの飯谷です。
あっという間にクリスマス。
本年のお手入れ教室は無事に、
終了致しました。(^^)
当店をオープンして2年目に突入した2023年、
たくさんの方がお手入れ教室に
興味を持ってくださり、
そしてお手入れを学んでみようと
一歩踏み出してくださり、
本当にありがとうございました♪
オープン当初から、
前職の経験を活かして
ブラッシング体験やお手入れ教室を
始めておりましたが、
今年の春には、
お手入れ教室・しつけ教室をはじめ、
「これから犬を飼う人の相談会」など、
飼い主様やこれから犬を飼う予定の方へ向けた
「学びの場」を発信し続けている
私たちの恩師とのご縁もあり、
テイラーのお手入れ教室の幅を、
グ〜ンッと広げることが出来ました!
シャンプーや爪切り、足裏バリカンなど
段階を踏みながら
少しづつステップアップすることにより、
一つ一つの課題と向き合い、
より理解を深めていただけているような、
そんな気がしています(^^)♪
また、今年の夏には
「シャンプー体験教室」を
開催することが出来ました(^^)/
ご愛犬のシャンプーに興味はあったものの、
正しいやり方が分からず
今まで挑戦できなかった方や、
普段からご自宅シャンプーはしているけれど
自己流だからちゃんと
「答え合わせ」をしてみたかった方、
そしてトリマーという職業にも
興味をもってくれた小中学生の方々(^^)
一度、プロに教わりながら
体験してみるだけでも、
シャンプー中の犬の扱い方や、
お耳はそこまで洗っていいんだ!
お顔はそうやってブラッシングするんだ!
など小さな疑問が解決して、
お手入れが楽しみになってくると思います。
シャンプー体験教室のあと、
皆さんが笑顔で帰っていかれる姿を見て、
やってみてよかったなぁと、
心から、そう思いました(^^)
またそのうち、
開催したいと思います!
お手入れ教室の生徒さんとのやり取りの中で、
逆に私たちの方が、
学ばせていただくことも多々あり…
「こんな便利道具、見つけました!」
「自宅では、こういうやり方がやり易かった!」
「学んだやり方だと、
自宅ではこんな弊害があって…」
ブラッシングのスリッカーの持ち方や、
爪切りの角度、
肛門腺の絞り方、
足裏のバリカンの当て方など、
お手入れ教室でお伝えしている
基本となる技術は、ほとんど一緒なんです。
でも、
犬種によって違うことも多々あり、
年齢も違えば
生活環境も異なり、
お手入れの得意不得意だって
どのワンコも違います。
基本となる作業は一緒だけれど、
その子に合わせてどうやって負担なく
お手入れを済ませてあげられるか?
もしくは、
どうやったら「嫌な作業」でなくなるか…。
お手入れ教室に通われる生徒さんの
きっかけは様々で、
どこまでお手入れを学びたいか、
「目標」も皆さん様々ですが、
やっぱり目的は、
ご自宅でお手入れしてあげること。
苦手な作業をパッと済ませてあげる
ことも大事なんですが、
ご自宅でのお手入れタイムが、
飼い主様とのスキンシップが取れる
大好きな時間になるよう、
ワンコにとっても飼い主様にとっても、
ポジティブなイメージになるよう
お手伝いが出来ればなあと思っています。
そう考えると、
お手入れってトレーニングの要素も
けっこう大事だなあと思ったりします。
この点は、
私の、今年の反省点でもあります(^^;
例えば皆さん一番苦戦されるのが「爪切り」。
まだ飼い主様が慣れていない状態で
爪切りを頑張りすぎてしまうと、
飼い主様の緊張や
「やるぞ!」という意気込みもご愛犬に伝わり、
気迫を感じたワンコたちは怖くなって
もっと緊張してしまう。
お店では私たちがサポートに入れるので、
爪切りもできてしまうのですが…
いや、
これがいけないんです。
本当はサポートに入らない方がいいのですが、
ついつい見かねてサポートしてしまう…
反省です(-_-;)
どうしても、お手入れを始めると、
一度に全部済ませてしまいたい!
と意気込んで、
さあやるぞ!と気負いがちですが…。
飼い主様がお手入れをしてあげたい気持ちと、
ワンコがお手入れを許容できる気持ちというか、
タイミングというか、
これがけっこう、
飼い主様の一方通行なときもあったりします。
お話を伺っていると、
強行突破されている方も…(^^;
お手入れに、
ちょっぴりトレーニング要素も加えながら、
「この子のペース」を
飼い主様にお伝えしながら、
お互い気を楽にしてお手入れができるよう、
お手伝いができればと思っています。
そんな風なメニューを、
もっと考えていきたいと思います。
これだけ多くの方がお手入れに
興味を持ってくださっているのですから、
ご飯をあげることや、
お散歩することと同じくらい、
お手入れをしてあげることも、
ワンコを飼う上で
大切な要素になっているのだと思います。
お手入れのこと、
ごはんのこと、
しつけのこと、
介護のこと。
お金を払ってプロにお願いするのと、
もう一つの選択肢として、
飼い主様が学ぶことも、
もっともっと広がっていくような気がします。
学べる環境、
学べる場がもっと広がるように、
そして教える立場も知見を深めて、
頑張っていきたいと思います!(^^)
植物の力。
いつもご利用ありがとうございます、
ドッグサロンテイラーの飯谷です。
先日ご紹介したナチュラルハーベストさんの新作
「 おなかエイド 」
と一緒に、
気持ちを落ち着かせてあげたいワンコのための、
スプーン1杯から始められる心のケア
「 リラックスエイド 」
も新発売されましたので、ご紹介です♪
リラックスアミノ酸とも呼ばれている
「 GABA 」が豊富に入ったパウダーフード。
人間では、「ストレス社会で闘うあなたへ!」
との謳い文句で人気のGABAチョコレートですが、
このGABAは、アミノ酸の一種で
神経の興奮を抑える働きがあり、
精神的な緊張を軽減し
リラックスさせると言われています。
GABAはもともと体内で一定量作られるそうですが、
日常的なストレスや緊張状態、
興奮状態で脳の疲労が続くと、
それを緩和するために大量に消費してしまい、
不足がちになってしまいます。
そうなると、
普段から緊張とリラックスを
上手く切り替えるのが難しくなってしまうんだそう。
この「リラックスエイド」は
粉ミルクみたいなパウダーなので、
サプリメント感覚で、
それこそスプーン1杯から、
お湯に溶かしてフードに混ぜると
使いやすいです(^^)
一方こちらは
英国からの人気ブランド
リリーズキッチンさんから、
心を落ち着かせるお休み前の一粒
「 ベッドタイムビスケット 」。
有機栽培のカモミールや
パッションフラワーを使用し、
その薬効を取り入れたトリーツです。
シニアワンコの介護マッサージにも使われる
カモミールは、
リラックス効果や抗炎症作用、消化器の不調など
様々な薬効が安全で穏やかに作用するので、
とっても扱いやすい人気のハーブ(^^)
そしてパッションフラワーは、
古くから「不眠症の薬」としても使われ、
高ぶった神経を落ち着かせてくれる効果も
期待できるんだそう。
お仕事に行く前やお出かけ前の
お留守番おやつに
ちょうどいいかもしれませんね(^^)
他にも、
当店で扱っているフードやレトルトには、
ハーブの薬効を取り入れた商品が
たくさん隠れています(^^)♪
同じくリリーズキッチンさんの
「成犬ダックとサーモン、野生鹿のレシピ」や
「ターキーとトラウト(白身魚)のフード」 は、
肝機能をサポートし体内の解毒に効果的な
ミルクシスルを使用。
「デトックスハーブ」とも言われます(^^)
痒み止めや抗生剤などお薬をよく服用して
肝臓がお疲れ気味な子は、
肝臓のサポートにいいですね♪
ちなみに少し前のブログでご紹介しました
消化に優しいフード「 TRIBAL 」には、
カモミールやタンポポも。
道端に咲いている西洋タンポポ、
実は「ダンデライオン」とも呼ばれ、
消化を助け、他の栄養素の吸収を
良くしてくれるんだそう。
肝臓の解毒サポートにも(^^)♪
ただ、フードに使われるタンポポは、
しっかり有機栽培されているものです*
そして忘れてはいけません、
ドイツのオーガニックレトルト
「 ヘルマン 」!
たくさん種類がある中でも特に、
心臓サポートの「ハートフィット」
腎臓サポートの「キドニーフィット」は
嬉しいハーブがたくさん!
どちらにも入っている「ホーソンの実」は、
心臓のトニックとも言われ、
太い血管から毛細血管に至るまで
全身の血管を保護し、
心筋の収縮力を増強させる効果も
期待できるんだそう。
「イチョウの葉」も
全身の血管保護と強化を助けてくれるため、
身体の巡りを良くし、結果的に、
体全体の自然治癒力を高めることに
繋がりますね(^^)♪
また、
キドニーフィットに含まれる「マシュマロウ」は、
その名の通り、
あの白くて美味しいお菓子「マシュマロ」の
原料だったそうですが、
マシュマロウの根から取れる成分には
とっても粘性があり、
粘膜の働きを助け潤いを与えるハーブとして、
呼吸器の粘膜保護に役立つそう♪
空咳や喉の違和感、気管支炎などにも
使われるこのハーブ、
冬で乾燥したこの時期は、
ウィル店長も少し咳が増えるので、
ご飯に取り入れようと思います(^^;
そして「冬のごちそう」に入っている
「クランベリー」は、
ただのベリーではありません(^^)!
尿路感染症の予防・治療・再発防止や
膀胱炎、腎臓結石など
泌尿器系の効果が期待できる
立派なメディカルハーブなのです♪
もしかしたら、
意外と身近なところに、
「うちの子に合ったハーブ」が
見つかるかも知れません(^^)
特にオーガニックな商品には
たくさん取り入れられていることが多いので、
気になる方はぜひ、
探してみてください♪
そして最後に。
当店にたくさんの彩りを運んでくれた、
お花屋さんのアンディ店長。
たくさんの出会いと
素敵な笑顔を、
ありがとう!
腸活レシピ☆
いつもご利用ありがとうございます、
ドッグサロンテイラーの飯谷です。
11月は初挑戦だらけのイベント月間 ♪
トリミングが本業な私たちは
なかなか土日のイベントに参加する機会が
ないのですが、
今回お休みをいただいて外に出てみると、
飼い主様方とたくさんお話しできて、
ちょっぴりお仕事オフモードで
楽しませていただいて、
いろんな発見があり、
違った角度の気付きもあり(^^♪
遊びに、学びに、真剣勝負に…
ご愛犬との時間を精一杯楽しむ皆さんから、
たくさんいい刺激をいただきました!
本当に、貴重な経験をさせていただき
ありがたい気持ちでいっぱいです。
11月に蓄えた元気玉を糧に、
12月はトリミングに励みます(^^)/
さて、
前回のブログで、
皮膚疾患やアトピー改善のカギは
「腸内環境の改善」であると
お伝えさせていただきましたが、
なんともナイスなタイミングで、
ナチュラルハーベストさんから
「腸活」に特化した新商品が発売されたので、
ご紹介させていただきます!
まずは「腸活パフパフ」♪
とっても可愛らしい響きですが、
その名の通り腸に嬉しい成分たっぷり♡
ナチュラルハーベストさんではお馴染み、
小腸で免疫系に働きかける
「フェカリス菌」や、
大腸で善玉菌を増やす手伝いをしてくれる
「ビフィズス菌」、
そして悪玉菌の増殖を抑え、
大腸のエネルギー源にもなる
「酪酸菌」。
腸内環境の強い見方が勢ぞろいですね(^^)/
白米や安納芋でできたサクサクの
パフクラッカーです☆
そしてもう一品。
その名も「おなかエイド」。
下痢や軟便・便秘など消化のトラブルに
特化したこの商品、
心臓や循環器サポートの「ハートエイド」や
腎臓・肝臓サポートの「レバエイド」と同様、
パウダータイプの総合栄養食です。
腸内の余分な水分や老廃物を
便と一緒に排出してくれる
ゼオライトの一種「クリノプチロライト」や
「モルデナイト」、
季節の変わり目や加齢による消化器の疲れ、
消化不良に働きかける
「小麦ふすま発酵生成物」。
腸内の免疫機能を刺激することで
体全体の機能活性を促してくれる
「バイオジェニックス」。
などなど、有効成分がた~くさん!
慢性的な軟便や下痢が続いている子、
おなかの調子が悪いのに原因のわからない子、
腸内フローラが乱れ便臭の強い子、
消化不良気味で、おならの多い子。
とにかく「うんち」に関してお悩みのある子は
ぜひ試していただきたい一品です(^^)/
ナチュラルハーベストさんの商品は、
プロバイオティクスやフェカリス菌など、
腸内環境の改善に役立つ成分が入っているものが多く、
それというのも、
アイメイト協会の盲導犬用のご飯を
提供されているからなんだそう。
盲導犬(アイメイト)ユーザーさんにとって、
アイメイトが軟便になると大変です。
外出の途中で道端にした軟便ウンチを
綺麗に片付けるのは
簡単なことではありません。
そこで日頃から腸内環境を整え、
お腹の水分量を適切に保つよう
考えられた商品が多いそうです。
新商品の「おなかエイド」は、
パウダータイプなので、
まずはご飯のトッピングとして
使ってみるのもアリですね(^^)
また、
皮膚・被毛ケアのフードも
お試しサイズが先行発売されています!
皮膚の構成成分となる良質なたんぱく質や、
必須脂肪酸の豊富なサーモンオイル、
皮膚の再生に必要なビタミンA、B群、
ミネラルも強化。
100gサイズのお試しパックが出ていて、
ちゃんとパッケージングされたフードの発売は
来年の夏ごろなんだそう…待ち遠しい…
同時にダイエット療法食「レジーム」の
ラムも先行発売されています。
ダイエット療法食は今まで
「チキン」がメインのものしかなく、
アレルギーのある子は手が出せなかったので、
そんな子には待望の「ラム」♪
人間のジンギスカンダイエットでも有名、
脂肪燃焼効果のある「L-カルニチン」が
とっても豊富なラムこそ
ダイエット向きですよね(^^♪
気になる方はぜひお試しください。
さて、
腸活サミットでも皆さん口を揃えて
おっしゃっていたのは、
脳へのストレスが腸内環境に
直接影響しているということ。
緊張するとお腹を下してしまうように、
自律神経の乱れは腸内フローラの乱れを引き起こします。
じゃあ、気持ちを落ち着かせるためには?
「食」を通してできることって?
野生で生きる動物たちは、
体調を整えるために、必要に応じて
植物を食べたりします。
この症状にはこの植物、これは食べちゃダメ、
という判断が、本能的に備わっているそう。
ハーブもその一つ。
特に、薬効のあるハーブを
「メディカルハーブ」といいますが、
ハーブを活用した犬のおやつやレトルト、
実はたくさんあるんです♪
リラックス効果のあるハーブ、
次回、ご紹介したいと思います(^^)/
お知らせも最後です!
大人気レトルト「ヘルマンシリーズ」から、
「冬のごちそう」が新発売!
「秋のごちそう」はあっという間にsold outに
なってしまったので、
今回多めにご用意いたしました。
肉汁たっぷり艶のあるターキーに、
甘酸っぱいクランベリーの食感がアクセント♪
オレイン酸やビタミンEが豊富な
Bioヘーゼルナッツ油や、
イヌリン豊富なチコリも加わって、
美味しさと栄養もたっぷりな冬のごちそう(^^
ご購入いただいた方には、
ヘルマンを使ったクリスマスレシピを
プレゼント☆
今年の冬は
手作りケーキで決まりですね(^^)♪
クリスマスやお誕生日プレゼントにも使えそうな
「Gift Box」もご用意♪
ヘルマンが3つ入りますので、
お好きな味を選んで、
かわいいプレゼントにぜひ(^^)/
もう、気付けば12月!
12月は、日頃のご愛顧に感謝して、
昨年同様心ばかりの…アレ、やります(^^)
皆さまのご来店、
心よりお待ちしております♪
皮膚サミット。
いつもご利用ありがとうございます、
ドッグサロンテイラーの飯谷です。
まずは年末のご予約状況についてお知らせです!
12月の26日以降はすでに満席となっております。
それ以前の土日につきましても、
残り1~2枠となっておりますので、
12月の土日をご希望の方、
特に多頭飼いの方はお早めに
ご連絡いただけますと
ありがたいですm(__)m
12月中旬の平日はまだ比較的
空きがあります!
どうぞ宜しくお願い致します。
さて、
だいぶ時間が経ってしまいましたが、
先日開催されました
「 第一回 どうぶつ皮膚サミット 」。
もう何年も前から、
アジア獣医皮膚科専門医
伊從先生のスキンケア専門書に
お世話になっており、
皮膚の状態やシャンプー選び、
お薬との併用について
勉強させていただいておりましたが、
ついに!皮膚のサミットを開催すると聞いて
鼻息荒く!参加してきた次第です(^^)
獣医さんやグルーマーさんとの
対談ということもあり、
最近トリマー業界でも話題となっている
「耳毛問題」にフォーカス。
プードルやミニチュアシュナウザーなど、
耳の穴の中に「耳毛」が生えている犬種は、
お手入れや通気性の観点から、
「耳毛を抜く」のが当たり前とされてきました。
しかし数年前から、
「耳毛を抜くと刺激が強すぎるから
余計に炎症がひどくなってしまう」
「痛がるのにわざわざ耳毛を抜かなくても、
切ってあげればいい」
そんな考え方が広まっていきました。
この点はまだまだ、
獣医さんの中でも意見が分かれるそうですが、
最近の「耳毛切りハサミ」は、
「皮膚は切れないのに毛は切れる」
という優れもの。
テイラーでは、抜く子もいれば切る子もいます。
耳毛の処理をしてもらうと
しばらく頭をブルブルする…
慢性的な外耳炎で、お耳の中が赤い…
お耳がちょっぴり敏感な子は、
「耳毛を切る」選択肢も
ありかもしれません(^^ ♪
気になる方はぜひご相談ください。
そうそう、
話は戻ってスキンケアのお話です。
今や、人の化粧品にも負けないくらい、
品質のいいシャンプーやクレンジングオイル、
保湿剤がたくさんあります。
それくらい、
犬の皮膚にも「優しさ」が必要と
考えられるようになってきたんだそう。
当店でお取り扱いさせていただくようになった
「 TEGSUMIシルクケアシャンプー」も、
商品開発に相当時間をかけて、
獣医さんと話し合いながら、
「地肌ケア」に着目したシャンプーです。
シャンプーで汚れを落とすのは大事だけど、
いかに、皮膚バリアを守れるか。
これからの犬のお手入れは、
皮膚の「保湿」が
当たり前の時代になっていきそう。
シャンプー後の皮膚の乾燥は、
余計な皮脂の分泌に繋がり、
それが菌の繁殖を手助けしてしまう…
ただ、アトピー性皮膚炎や
慢性的な痒み、脂漏症などで
薬用シャンプーを処方されることも
多くあります。
それは、
「一定期間内において」
正しく使えれば効果的ですが、
使わないとすぐ痒くなるからと、
薬用シャンプー使っていれば安心だから、と
予防的にずーっと使い続ける方も多く、
今問題となってきているのが
薬用シャンプーの有効成分に対する
「耐性菌」なんだそう…
なんでも耐性菌って出てきてしまうもんだなぁと、
菌の進化が恐ろしくなりました。(^^;
痒みを一時的に抑えてくれるアポキルや
サイトポイントなどのお薬を
上手に使い、
薬用シャンプーで炎症を抑え、
落ち着いたら皮膚の保湿と「腸活」!
この「腸活」で
腸内環境を整えることこそが、
慢性的な皮膚炎から脱却するカギなんだと、
対処療法から「根治療法」へと繋がるんだと、
熱く伝えてくださいました(^^)
東京動物アレルギーセンターの
川野先生の研究が今、
獣医師界で注目を浴びています。
それは、
「 糞便微生物移植法 」
要するに、
健康な犬のウンチをアレルギーの犬の
大腸に移植する
ということだそう(^^;
これだけ聞くとちょっとあれですが…
でもこれは本当に、一発で、
症状が改善されるんだそう。
https://www.tuat.ac.jp/outline/disclosure/pressrelease/2023/20230613_01.html
( ↑ 東京農工大HPより)
健康な犬のウンチを移植することで、
アトピー性皮膚炎の犬の腸内細菌叢を改善し、
皮膚炎や痒みなどの症状を
軽減させることを発見。
この結果から、
健康なワンコと、
皮膚炎を患っているワンコとでは、
腸内細菌叢、つまり腸内フローラが
大きく異なっていることが分かったそう。
腸には免疫を担当する細胞の
約70%が存在するとされていますから、
頷ける結果かもしれません。
https://camec-ao.jp/allergy_center
( ↑ 東京動物アレルギーセンターHP )
ではなぜ腸内環境が乱れているのか?
ストレスや
仔犬の時の強いお薬、
飲み続けているお薬や口腔内細菌など、
様々な要因が重なった結果、
腸内環境の悪化に繋がっているんだそう。
特に消化器系のお薬や、糖尿病、
抗生物質は腸内細菌に影響を与えやすいようで、
継続的な投与は獣医さんとしっかり
連携を取る必要がありそうです。
また、「腸は第二の脳」と呼ばれるくらい、
脳と密接に関係しており、
緊張や不安、ストレスを感じると、
自律神経を介したストレス刺激が
腸に影響を与えているんだそう。
ではどうやって腸内環境をよくしていく?
①まずは良い菌を補給すること!
ビフィズス菌や乳酸菌など、
ヨーグルトなどの発酵食品や、
サプリメントで普段の食事から
取り入れていきましょう♪
グリーントライプにも良い菌はいっぱいです(^^)
②良い菌を育てていきましょう!
食物繊維やレジスタントスターチ、オリゴ糖など
「菌のエサ」になるものを補給して
応援しましょう!
腸内細菌は、酸素が少なく、
エサとなる食物繊維が豊富な
大腸に住み着いています。
(乳酸菌は、酸素が必要だから
小腸にいるんだそう。)
善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維と
有害物質を回収してウンチに出してくれる
不溶性食物繊維を
バランスよく摂る必要があります。
③そして最後は菌の邪魔をしないこと。
胃酸抑制剤など消化器系のお薬や抗菌薬は、
腸内環境に影響を与えてしまうおそれがあるものの、
飲ませないといけない場合もありますから、
その間は特に、腸に負担の少ない食事に
切り替えてあげた方がよさそうです。
また、歯周病などの口腔内細菌も、
腸内細菌を乱す原因に。
口腔ケア、いつかブログでも
特集したいと思います(^^)
そして腸管を支配している自律神経を乱す
ストレスも、腸内環境を乱す原因に…
過度な緊張や興奮を落ち着かせる。
お留守番を不安にさせない。
落ち着く場所を確保してあげる。
外的環境への慣れ。
これらはきっと、
トレーナーさんとの連携が不可欠です。
このサミットでも、目的の一つは
各方面との連携を強めていくこと。
お薬や医療が専門の獣医さんと、
シャンプーやスキンケアのプロである
私たちトリマーと、
適切な飼育環境で免疫を育んでいく
ブリーダーさんと、
ストレスフリーな生活を目指す
お手伝いをしてくれるトレーナーさんと、
みんなの意見をヒアリングして
商品開発してくれる企業さんと、
そして何より、
いろんな方法を試して、実践して、
ワンコの一番そばにいるのは飼い主様。
その輪の中心にいるのは、
ワンコたちです。
この繋がりがどんどん広がっていけば、
皮膚のお悩みだけでなく、
いろんな悩みに対処していけるんじゃないかと、
なんだか未来にワクワクしたサミットでした(^^)
サミット中は、LINEのオープンチャットで
リアルタイムで皆さんの質問が飛び交い、
回答が追いつかないほど…
獣医さんやトリマーさん、
企業の方々に混ざって
一般の飼い主様も多く参加されていました。
第二回目の開催が、
待ち遠しい限りです(^^)
約6時間のサミット、
ギュッとまとめたつもりなんですが
長くなりました~(^^;
お伝えしたいことがたくさんありすぎて
いっぱい書いてしまったので、
あれも、これもやらなきゃ、
と先が思いやられてしまいそうですが…
まずは簡単なことから。
ご飯にサプリを混ぜてみたり、
保湿スプレーを使ってみたり、
お留守番のご褒美に長めに散歩行ってあげたり…
少しずつ、続けられそうなことから、
始めてみてください。
継続することで得られる
小さな変化を、
感じてみてください(^^)
腸活にオススメな商品、
また新たに入荷予定ですのでお楽しみに♪
保湿の季節 ♪
いつもご利用ありがとうございます、
ドッグサロンテイラーの飯谷です。
一気にひんやり、涼しくなったなぁと思ったら、
人も、犬も、
急に乾燥が気になり始めました(^^;
10月から始めました、
TEGSUMI保湿シャンプー1回無料!
お試しキャンペーン、
大変ご好評いただいております(^^)
犬の皮膚と同じ
弱アルカリ性ですので、
お肌の敏感なワンちゃんにも嬉しい
このシャンプー、
ゆずセラミドや、アルガンオイル、
ツバキオイルなど
贅沢な保湿成分たっぷりなので、
リンスも必要なし!
そしてTEGSUMIの石鹸成分は
泡切れを良くしてくれているので、
すすぎがとっても楽 ♪
ご自宅でシャンプーされる方には
ぜひおススメしたい一品です(^^)/
感動したのは、ブローの仕上がり。
保湿系のシャンプーというとどうしても、
「皮膚の保湿とバリア」に
重きを置いているため、
しっとりし過ぎるが故に、
なかなか乾きにくい、
プードルのカールが伸びづらい、
仕上がりが重たくなってしまう…
といった、
トリマーあるある、なお悩みも付き纏い、
試行錯誤していたのですが…
このTEGSUMIシャンプー、
乾きが早い!
風を当ててるそばから乾いてくれますし、
毛がしっかり立つので、
カットもしやすい(^^♪
けれどもパサついてることはなく、
ダブルコートのワンコの毛は、
仕上がりの艶が違います ♪
保湿成分がたっぷり入っているので
しっかり保湿できているのは実感していますが、
他の保湿シャンプーと違うこの仕上がりは、
どの成分が由来なのか?
今度、担当の方がいらしてくださるので、
たっぷり質問したいと思います(^^)
年内は、お試しシャンプー1回無料です。
ボトルキープをご検討されている方も…
ちなみに店頭には、
TEGSUMI肉球スティックのテスターを
置いてありますので、
肉球の乾燥が気になる方はぜひ、
お試しください(^^)☆
さて、
話は変わり、
ペットフーディスト
NEWS LETTER vol.5が届きました!
適正体重&体型で
健康寿命を延ばすコツ
~ボディ・コンディション・スコアを
使ってみよう~
https://dogsalon-tailor.com/diary/73823
↑ 最近のブログで体重管理のお話をしたばかり、
まさにタイムリーな「食通信」♪
体重を数値で管理するだけでなく、
体重や体型を客観的に判断する指標である
BCS(ボディ・コンディション・スコア)
を活用して、
見た目の体型と触った感触をもとに、
愛犬愛猫の身体の状態を把握しようというもの。
BCSの5段階法でいうと、
一般的には
「BCS3」が適正な状態とされています。
うちの子の適正体重がわからない…
最近、急にぽっちゃりしてきた…
食べても食べてもお肉がつかないの…
お悩みは三者三様、様々ですが、
現在のご愛犬の状態を把握する指標として、
BCSを活用してみてはいかがでしょうか?
もちろん、あくまで「目安」です。
アジリティやディスク競技など、
日常的にアクティブな運動をするワンコは、
若干痩せ気味の方が、
関節への負担は少なくて済みます。
その分、運動量に見合ったエネルギー補給や
筋肉量の維持は、
食事で気をつけてあげる必要があります。
ご愛犬がいつまでも元気にお散歩出来るよう、
身体の調子を
普段からチェックしてあげましょう(^^)
そうそう、
もうすぐ11月、
涼しくなった頃合いをみて、(^^)
ドッグサロンテイラーは
野外イベントに出店する予定です♪
11月の頭には、
埼玉の東武動物公園駅前で開催される、
「 愛犬文化フェス 」
に初参加 ♪
この愛犬文化フェスは、
私たちの恩師のお店、
「One For Dog」の無料オンラインサロンである
「愛犬文化村」のメンバーであることが
ドレスコード(^^)
https://note.com/onefordog/n/na86930536282
ちょっぴりクローズドな空間ですが、
それでも人数は数百人!
また詳細はブログにて
ご報告させていただきます♪
そして11月の25日は、
看板犬たちがいつもお世話になっている
animal fun creationさん主催の
ディスクドッグイベントへ初参加♪
http://r.goope.jp/anifun/info/5402219
普段なかなか、
土日のイベントへは参加できる機会がないので、
出店という名目にかこつけて、
皆さんと楽しませていただきたいと思います♪
スポーツドッグにはぜひおすすめしたい、
ヤギミルクの試飲もやります。
夏場の水分補給にもおすすめしていたヤギミルク、
人間には経口補水液や、
スポーツドリンクがあるように、
犬にはヤギミルク、との噂も…
ただお水を飲むよりも、
効率よく、素早く体に水分を巡らせる、
秘密があるんです(^^)
また詳細は後日ブログにて!☆
試し飲み、と言わず、
遠慮なくグビグビ飲みに来てくださいね(^^)
ヤギミルクと一緒に、
おやつの袋詰めイベントも♪
大きなガラス瓶のキャニスターから、
好きなおやつをつかみ取り(^^)
駄菓子を選ぶような楽しさで、
ご愛犬へのご褒美にぜひ♪
イベント限定です♡