Tailor's blog (旧)
はみがき習慣。
いつもご利用ありがとうございます、
ドッグサロンテイラーの飯谷です。
少し前までの、
朝晩の冷え込みはどこへやら、
めっきり気温は夏模様。
先取りしすぎた勘違いな季節感に、
ウィル店長も潮風を感じる始末…
そういえば、
旅先でも、ご飯を変えても、
安定したうんちが出るようになったウィル店長。
お腹の弱いウィルのご飯はいろいろ
悩んできましたが、
玄米酵素の「ゲンキワン」を
与えるようになって約1年。
腸内環境の変化かな?
今度、改めてブログでご紹介しようと思います
(^^)/
今回は、歯磨きについて。
最近、お手入れ教室の生徒さんにも、
「先生、歯磨きってどうやるの?」
とご質問をいただくことも多く、
「やろうとはしてるんだけれど、
気付いたら歯ブラシ、ボロボロなんです(-_-;)」
と、悪戦苦闘されている方も。
近年、
犬の歯周病は人獣共通感染症なのでは?
との研究もあるそうで、
犬の歯周病について考えていこうと
獣医師界でも広まっているそうです。
そんな風潮もあってか、
犬用品のメーカーさんでも
「歯磨きグッズ」は次から次へと
新商品が出ています。
歯周病が進行して歯茎が弱くなると、
食べる行為が痛くって、
例えばシニアになったとき、
歯の痛みが食べる意欲を削いでしまい、
食べさせることが大変、とお話しされる
飼い主様も多いようです。
怖いのは、
歯周病菌は、お口の中の問題
だけではないということ。
鼻炎や呼吸器感染症、
はたまた歯茎の炎症部分の粘膜から
血管に細菌が入り込み、
心臓病や腎臓病の
引き金になることもあるんだそう。
…とは言ったものの。
歯磨きさせてくれないことには、
予防のしようがありません。
普段から歯を磨かれる習慣のないワンコは、
まずはお口周りを触られること、
お口に指を入れられることに
慣れてもらうことから始めましょう!
と、お伝えしています。
お口を閉じた状態で、
指をスルっといれて歯茎のマッサージ(^^)
人差し指が大きいな、と感じたら、
小指でもいいと思います。
指に歯磨き粉を付けてみたり、
デンタルシートやガーゼを巻くとさらに、
表面の汚れは取れやすくなります。
歯ブラシを嫌がる子の中には、
特にお口の小さな小型犬は、
歯ブラシの大きさや、
ブラシ部分の硬さからくる刺激の強さが
苦手な子も多いみたい。
そんな時は、綿棒ブラシも使えそうです。
普段人が使う綿棒に、
クルクルとデンタルシートを
巻き付けただけのもの。
テニスラケットのグリップを巻くみたいに、
段ができるように螺旋状に巻いたら
ほら完成(^^)/
意外と、奥歯の溝まで届くんです。
歯磨き習慣の傍ら、
「デンタルおやつ」や「歯磨きおもちゃ」で
工夫されているお客様も。
当店の人気おやつ、
デンタルシージャーキーは、
100%天然素材、白身魚の皮を使用した
ナチュラルトリーツです。
バリボリと噛み応えのある質感は、
歯垢の除去に効果的!
歯と歯茎の健康維持に役立ちます。
馬アキレスも、不動の人気です。
無添加で余計な栄養添加物もなく、
乾燥させたアキレスの筋は、
噛めば噛むほどに、
白く柔らかく繊維質になっていきます。
これが、うまく歯垢を絡めとってくれるんです。
「アソボーン」なんかを利用しながら
上手に噛めば、
ゆっくり柔らかくなるので、
長持ちもする、はず。(^^)
犬には「利き歯」もあるそうで、
右でばっかり噛んでいると、
右ばっかり綺麗、なんてことも…
硬いものを噛むときにどっちで噛んでいるか、
今度じっくり観察してみてください。
偏りがあるときは、アキレスを手で持って、
左右両方で噛ませてあげるとgoodですね!
歯の小さなワンコや、
歯茎の弱ってきたシニアワンコには、
七面鳥の乾燥すじ肉もオススメ。
スルメのように
ガジガジと噛み締めて食べるので、
すじ張った繊維が
歯の汚れを絡め取るのにちょうどいい♪
歯垢は2~3日で歯石になるそうです。
よだれの少ない子や、
水をあまり飲まない子は、
ほんとに歯石が付きやすい…
何事も、継続が大事ですね(^^;